こんにちは!

令和2年7月1日のレジ袋が有料化した日から、毎日石垣島のどこかで #アースクリーン と言う名のゴミ拾い活動をしている筆者よりはじめてビーチクリーンをする人に向けての注意事項などをまとめてみたいと思います。

ご注意!
石垣島での分別となりますので、他のエリアで行う場合とは異なります。また、こちらに掲載の分別方法につきましても、間違っていたり方法がアップデートされることもあります。その際には適宜修正していきたいと思います。

石垣市役所の漂着ゴミ分別一覧表はこちら↓

ビーチクリーンをする際に、まず頭に入れて置いていただきたいのはビーチには危険なものがいっぱあると言うこと。

漂着するゴミの中には、割れた電球、ガラス、注射器、謎の液体、などなど危険物もたくさんありますので歩く際や拾う際には十分注意してください。可能であればビーチサンダルよりも長靴などの靴、素手よりも軍手を推奨します。

ビーチを裸足で歩くのはフカフカでとても気持ちがいいのですが、自分の知る限り、石垣島で安心して裸足で歩けるビーチは多くないです。

またビーチで拾う海洋漂着ゴミは、決まった回収方法があり家庭ゴミでは出せませんのでご注意ください。

以下に、ビーチで拾うゴミの集め方(分別方法)についてまとめてみました。

ペットボトル

石垣島に漂着するゴミの中でも特に多いのがペットボトル。飲みかけのものが多く、の中には飲料以外の液体が入っていることも!水であれば蓋を開けて液体をだしても問題無いのですが、中には薬品のようなものが入っている場合もあります。特にお茶のような色のついているのはおしっこの可能性もあって、暑い日にあの匂いを嗅ぐと倒れそうになりますのでご注意ください!

ペットボトルのキャップはとっても取らなくてもOKですが可能であればとっていただけると助かります。拾われたペットボトルの透明な部分からアップサイクルの服がうまれるという素敵なプロジェクトも進んでいます。ボトルのラベルは剥がさずそのまま回収でOKです。

※少し大きめのとってのついたプラスチックのボトルや油のボトルなど調味料のボトルは飲料のペットボトルとは分けて回収します。

発泡スチロール

大きなものから小さなものまで様々あります。
45Lのゴミ袋に入らないような大きな発泡スチロールは袋に入れずに回収場所へ運んでOKです。

小さなものはザルなどを使用すると集めやすいです。

燃えないゴミ

紙やビニール以外のプラスチックや金属などが燃えないゴミにあたります。ペットボトル以外のプラスチックの容器などが“燃えないゴミ”に該当します。
火のつかないライターも燃えないゴミとなります。

漁具

浮き球(ブイ)や魚網など、様々なものがあります。
袋に入らないような大きな魚網やブイは袋に入れず回収場所に集めていただいてOKです。

牡蠣の養殖で使用する太いストローのようなものも漁具となります。

魚網と呼ばれる、網も漁具となりますが、小さなものは袋に入れて回収し、大きなものはそのままでOKです。

ビン

お酒のボトルなどのビンが漂着します。割れているものもありますのでご注意ください。割れたビンやガラスはひとつにまとめます。

ペットボトルの量に対して、缶が少ないことにビーチクリーンを初めて当初“何故だろう”と不思議に考えていました。ある時にその理由を知って驚愕!!

理由は缶は海外でもお金に替わるのでゴミになりにくいのだとか!

タイではペットボトルもお金に変わる仕組みがあるらしく、タイ語の書かれたペットボトルを目にすることは非常に稀です。

海外から漂着する缶は、実はほとんどありません。悲しいかな海岸で拾う空き缶は、よくみていただくと日本の銘柄のものがほとんどです。

電球

電球や蛍光灯、船の大きなライトなど様々な種類の電球が漂着します。
中には割れているものもありますのでご注意ください。

そのほかにもビーチには様々なものが漂着しております。一度だけですが、ビン玉を拾ったこともあります。悲しいことに、外国から届くゴミだけでなく、島で捨てられた家電や食べ物のゴミなど不法投棄されたゴミを目にする機会も出てくることでしょう。

海洋漂着ゴミとして市で回収できないものもあります。判断に迷った場合は無理して拾わず安全第一で活動していただけたらと思います。

 

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